top of page
画像3-2_月と三線と浜辺_edited.jpg

"What kind of scenery is Mt. Yarab?"
"How many minutes do you climb?"
"What kind of road is it?"

投稿日:2023年6月5日

​友利 宇宙ともり ひろし)

大自然と音の体験​ ツアーガイド

ツアーガイドたちの感性を大切にする

私は、うたくなーのツアー品質をチェックする立場にあります。うたくなーが開催するすべてのツアーは、安心・安全はもちろんですがツアーガイドの質がお客様の感動を大きく左右します。

うたくなーのツアーガイドたちは島の自然と文化が好きで、私生活でも星空を追いかけたり森を観察したり、伝統行事を見たり実際に参加したりと、触れたときの感動を知っています。だからこそ、ツアーでは決まりきった解説をするのではなく、〝ツアーガイドそれぞれの感性を大切にする〟ことを共通認識としてしています。同じ景色でもツアーガイドが、どこを切り取るかによってお客様の感動は10倍にも20倍にもなります。

私はツアーガイドたちに、「こうしなさい」は言ったことがありません。ツアーガイドになる方はそれぞれに理想があるで、その理想に向かう中で一緒に課題を見つけ解決していきたいと考えています。

「あの感動を届けたい!」という気持ちはブレさずに。

私は、石垣島の登野城(とのしろ)という村で生まれ育ちました。私の母方がその登野城(とのしろ)系統で、父方は竹富島系統なんです。私はじいちゃんっこばあちゃんっこだったこともあって幼いころの遊び方は、田んぼに飛び込む→海で体を洗う→貝を取る→マンググローブ林でカニを取る→食べる。といったものでした。

私は、八重山諸島の​昔の話を聞いて育ちました。だからこそ、なぜ島民が島の文化を愛するのかがよくわかります。そしてその文化が、自然の豊かさを引き立てることも身をもって体感してきました。

うたくなーが開催するツアーやイベントは、すべてゼロから造ってきました。今の形になるまでに多くの試行錯誤がありましたが、「あの感動を届けたい」という気持ちはブレさせずやっています。ツアー中どんなに美しい景色に出会うことができても、その魅力を届ける最後の最後はツアーガイドの想いなんです。

常に最高の体験を届けたい。

ツアーガイドは人なので、それぞれの特徴があります。そんな、それぞれの想いやこだわりを、自分の持ち味にすることが大事だと考えています。

私の場合、進学のため一度島を離れ、離れて初めて島の美さに気付きました。その中でも、一番魅せられたのが観光ではなかなか耳にすることのできない島で愛される音楽でした。私の夢は、うたうことです。感動的な景色の背景にある、更なる魅力を島の音でお伝えしてきました。

私が島の音楽で最高となる賞を受賞できたのは、お客様の存在が大きいんです。ツアー中やツアーが終わった後などお客様から心のこもったメッセージを頂くたび、やっぱり力がみなぎるんです。

​この経験や技術、想いはできる限り多くの人に伝えて、八重山諸島の自然と文化の本当の魅力を未来に残していきたいと思っています。

ツアーガイドインタビュー

画像3-1_恵ちゃんレーザー望遠鏡.jpg

​前の記事を見る >

​大切なのは、

​「なぜこの場所でツアーをするのか」

 

​友利 恵子 (ともり けいこ)

豊かな自然の織りなす静寂へ

百三十八億年の歳月をかけ形成れた地球。
この島でみられる、
世界有数の星空と大自然。
この地で生まれた、独自の暮らしや文化。
そんな、この島の本物をそのまま届けたい。

この島の、本物を届けたい。

utakuna_logo3.png
bottom of page